敵はそこにいないよ。

2006.07.11 Tue

インドでもミサイル実験して失敗ですか。。。
最近、実験しては失敗するのが流行なの?
なんだか「テポドンらしきものが見える」とかなんとかマスコミが騒ぎ出してから今に至るまで、出来の悪いメロドラマ見せられているような感じなのね。

そんなふうに思っていたら、私が大大大好き、大ファンの浅井基文先生がご自身のウェブサイトで、北朝鮮によるミサイル発射について、記事を書いておられたのでさっそくじっくり拝読しました。
左の固定リンクからでもこのサイトにいけますが、てっとりばやく直リン載せちゃいます。
http://www.ne.jp/asahi/nd4m-asi/jiwen/thoughts/file147.htm
皆様もぜひご一読ください。
「直ちに『北朝鮮脅威』に結びつけて騒ぎ立てるこの国の有様には、もっと恐ろしいものを感じます」
とありますが全く同感です。

そしてさらに今日、保坂展人さんのブログ「どこどこ日記」を読んでいたら、「『ヒロシマ・ナガサキ』の経験から、『核廃絶・軍縮の道』を掲げることが必要だ。核弾頭ミサイルが、第三の被爆地をつくらないためにも。」とあります。
まったく仰るとおりです。

しかし。
この「ヒロシマ・ナガサキ」から本当の平和へ続く道は、残念ながら茨の道だと私は思っています。
なぜなら戦争終結から60余年が過ぎた今なお、日本では人権というものが確立していないからです。
「ヒロシマ・ナガサキ」は過去の忌まわしい経験談として語られているにすぎず、そこから導き出されるべき平和思想が構築されていないのが現状です。
思想として人権や国家のあり方が確立していれば、被爆者が亡くなってしまった後でも、平和思想は生き続けることができます。

日本国憲法はまさにこの思想が濃縮されたものと私は考えるのですが、憲法発布後わずか2、3年で、つまり朝鮮戦争が始まってすぐに、この思想は保守政治によって骨抜きにされています。
それだけ長きにわたって骨抜きにされ、人権とは何か、国家とは何かを問うにも目隠しされ続けてきた国民の目に映るものは、メディアによる「北朝鮮脅威」の大合唱なのです。

平和思想の確立もなされなず、人権という本来すでに自分が持っているいるものにも無自覚なままで、核廃絶の道を模索するのは非常に厳しいと思います。

もっともどんな茨の道でも、私は歩いていこうと思っていますけどね。

  1. 2006/07/11(火) 01:55:08|
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