ベネズエラ・チャベス大統領の反米発言
2006.09.27 Wed
今月19日より始まった国連総会のスピーチ席上で、ベネズエラ・チャベス大統領は、アメリカ・ブッシュ大統領に対し「悪魔・ファシスト・大量虐殺者」などと発言し、痛烈な批判を行いました。
【イギリス・ガーディアン紙】
http://www.guardian.co.uk/venezuela/story/0,,1877242,00.html
総会二日目の20日、演壇に立ったチャベス大統領は、
「ブッシュ政府が2002年のベネズエラ政変を画策し、資金提供を行ったこと」
「イラクに武力で民主化を押し付けたこと」などをあげました。
そして
「米帝国主義は世界人民を支配、搾取、略奪する構造を維持し、人類の生存を危機にさらしている」
「アメリカ人民、全世界人民が一体となってこの脅威を取り除こう」
との呼びかけをおこないました。
【9月25日付 長周新聞より一部抜粋】
一方、ボリビア・モラレス大統領も演壇でコカの葉を手に持ち、アメリカはコカが麻薬の生産に使われていることから、禁輸政策をとり内政干渉をしていると非難しました。
チャベス大統領は、これまでにも国内の労働者の思想を喚起するために、チャップリンの映画「モダンタイムズ」を上映する試みを行っています。
http://news.independent.co.uk/world/americas/article1201298.ece
またイスラエルのレバノン攻撃についても、徹底的な非難をしています。
「イスラエルはレバノンを爆撃し、子供も女も関係なく無差別に殺戮し、レバノンそのものを殲滅しようとしている。このためベネズエラ政府は、駐イスラエル臨時代理大使を召還したものである」と述べた。また、イスラエルも同様に駐ベネズエラ大使を召還した(日)、と述べるとともに、そのような国家と、外交関係、通商関係を続ける意味は無い」
【ベネズエラ大使館】
www.ve.emb-japan.go.jp/gaiko/seiji.htm#4%81D%91%CE%83C%83X%83%89
%83G%83%8B%8A%D6%8CW
イランとの経済的、工業や農業における技術提携などに見られる、中東との結びつき強化も注目されるべきでしょう。
世界情勢はすこしずつ、変わってきているように感じます。

