問題はどこにある?
2006.05.28 Sun

杉浦法務大臣の発言に、ぎょぇぇっと驚きを隠せないJesusMaryでございます。
あんまり国民をびっくりさせないでよね、もう。
40時間だかなんだか知らないけど、そんなもので刑法がひっくり返されちゃたまりません。
法務大臣みずから違憲なんて、シャレにならないでしょ。

このブログの第一回目で、自民党大綱と新自由主義について書きますよ、と触れました。
共謀罪を考える上で、ぜひともこれらの項目について見ておく必要があると思いました。
そこでいろいろな資料やウェブサイト、本などを改めて読み返したり、新たに発見しておりました。
すると次第に、それなら憲法そのものはどう変えられようとしているのか、まずそれをやってみようという考えに至りました。
というわけで自民党案はここ↓で見られます。
http://www.kyodo-center.jp/ugoki/kiji/pdf/10.pdf
(こころよく直リンクを許可してくださった、憲法改悪反対共同センター様ありがとうございます♪♪)
いきなり全部について書くのは量からして無理があるので、今日は前文だけ、それも一番気になったところを書いてみます。
現行の憲法は、まず「人類普遍の原理に基づいている」。
その人類普遍の原理とはすなわち、
1. 権威は国民に由来
2. 権力は国民の代表者が行使
3. 福利は国民が享受する
となっています。
そして「その原理に反する一切を排除する」のです。
さらに「恒久の平和を念願し、諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しよう」となっています。
これは非常に大切な点だと考えます。
私はこれまで多くの人が、どこかの国から攻撃される可能性があるのだから、日本も戦闘態勢を取れるようにすべきだという意見を見てきました。
しかし私は思うのです。
はなから攻撃を想定するのではなく、なぜ「信頼」が先に来ないのでしょう?
どうして「諸国民の公正と信義に信頼」することが出来ないのでしょうか。
現実的に考えて、武装している国の多くは政治的、経済的基盤がもろく不安定です。
いつ何どき政権がひっくり返るか、誰にも分からないような状態です。
このような国は他国への攻撃の可能性が高いといえますが、それならまず先にその国の国民を信頼し、援助の手を差し伸べるのが先決だと思います。
そうしてその国が自立し、社会が成熟してくればおのずと武装を緩めるのは明らかではないでしょうか。
今、フェアトレードと称した草の根貿易が注目を集めています。
市民団体や個人が、第三世界の国の自立や復興を目指して、直接あるいは間接的に対等な貿易を行うものです。
このような方法は、第三世界に住む人々にとって、経済の活性化をもたらし自活の道を切り開きます。
自ら立ちあがった人や国家の進む道は、かならずや民主主義にいたると考えています。
ですから、先に攻撃を恐れるあまり武装を行うのは、時代に逆行した愚かな行為以外のなにものでもないと思うのです。
ある人が怒りに震えてこぶしを握りしめていたら、自分も握りこぶしを作って構えるのではなく、相手のそのこぶしをゆるめてあげる必要があるのです。
このような考えから、前文で「まず信頼ありき」と書いてあるのは大切なのではないかと思っています。
一方、自民党作成の「新憲法草案」はどうか見てみます、と書きたいところなのですが、あぁ、もうこんな時間だよ。
現行の憲法だけでこんなに書くつもりはなかったのよ・・・
「新憲法草案」についてはまた後日に書きます。
・・・・・・・・・・・・・・・
実はこの文章を書く前、とても逡巡していました。
さまざまな資料や文献を見ると、憲法や刑法の専門家がとても素晴らしい見解を発表しているのです。
ということは、自分が下手な文章を書くよりも、そういったサイトのURLにリンクを張って紹介したほうがいいのではないかと強く思ったのです。
そのほうが、公共のメディアであるブログに載せる以上、はるかに有用ではないかと思ったわけです。
そう考える一方で、いやそうではない、一市民としての考えも必要ではないかと思えて、とても迷っていたのです。
そんな折、私が「現代のグスコーブドリ」と尊敬するヘンリー・オーツさんから、このようなメッセージをいただきました。
「私なんか専門家なんてほど遠い存在です。人みなそれぞれです。でもその命はみな等しく尊いのです。その尊い命や環境が無茶苦茶にされようとしているのです。ここで黙ってしまったらもう何も言えなくなります。時を誤ってはいけません。今なら悪法3兄弟の今国会での成立を阻止できるいいところまで来ています。今が大事です。ぜひ私のバナーも使ってください。」
この温かい言葉を読んだ途端、それまでの逡巡は消えました。
私は私の言葉で、私の考えを言おう、そう思いました。
ヘンリーさんに深く感謝しているところなのです。
そして他の人にもこのメッセージを読んでほしいと思ったので、掲載しました。
私だけじゃもったいないもの。
お言葉に甘えてバナーをヘンリーさんからお借りしました。
ありがとうございます。
http://henrryd6.blog24.fc2.com/blog-entry-83.html

